SDGsへの取り組み
SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標として、2015年9月の国連サミットで採択されました。食品産業は、さまざまな栄養素を含む食品を安定供給することで、SDGsが目指す豊かで健康な社会に貢献できる産業です。
当社はSDGsの理念に賛同し、事業活動において「食の安心・安全」「環境への配慮」「社会への貢献」「働きがいの向上」などの取り組みを通じて、持続的な成長の実現を目指しています。
食の安心・安全 |
環境への配慮 |
社会への貢献 |
働きがいの向上 |
食の安心・安全
企業理念にも記載のとおり、おいしさと健康を安心・安全にお届けすることが当社の使命です。その実現に向けて以下の取組を行っています。
- 安心・安全な商品をお客様に提供するために、食品安全マネジメントシステムの国際規格である「FSSC22000」の認証を全工場で取得しています(2021年5月に滋賀工場、2021年11月に名古屋工場、2022年5月に下関工場で取得)。FSSC22000を活用し工場の管理体制の強化を図り、今後も安心・安全を第一に商品提供に努めて参ります。
- BCPの観点から国内3工場が相互補完することで食の安定供給を実現できる生産体制を構築しています。
- 工場内に様々な自動化機械を設置するなど、工場のDX化を積極的に進め生産性の向上に努めています。
環境への配慮
持続可能な社会の実現に向けて、食品ロスの削減や再生可能エネルギーの活用など環境に配慮した様々な取り組みを実践しています。
- フードロスを削減するために「賞味期限の延長」に取り組んでいます。麺の品質改善を図り一部商品の賞味期限を従前の15日から30日に延長するなど環境への負荷軽減につながる商品開発を行っています。
- 2022年にはプラスチックトレーを使用しないガゼット包装(横に折り込みのマチの付いた包装)への切り替えを進め、今後は年間プラスチック使用量▲31tの削減を見込んでいます。
- 2011年のCO2排出削減の国内クレジット制度の認証取得、2013年の本社工場への太陽光発電システムの設置、2022年の滋賀工場、下関工場のボイラー高効率化(年間CO2削減見込み量101t)など、環境負荷の軽減につながる取り組みを推進しています。
社会への貢献
食の格差や栄養問題など食に関する様々な課題の解決に向けて、食品メーカーとして社会貢献活動に積極的に取り組んでいます。
- 社会貢献活動の一環として、子ども食堂への自社商品の提供を行っています。2022年は年間で76,173食(11,269㎏)の商品提供を行い、フードロスの削減にも繋がりました。
- 健康志向の高まりや将来懸念される栄養問題に対応するために、栄養バランスに配慮したプラントベースフードの開発に取り組んでいます。
- 学校給食を通して、子供達に食に関する正しい知識や望ましい食習慣といった「食育」活動の普及に取り組んでいます。
働きがいの向上
企業理念にある通り、社員が”仕事を通じた成長と喜びを”実現できるよう様々な取り組みを実施しています。
2022年には仕事と生活の調和を図るため育児、介護、労働時間低減、その他働きやすい職場環境作りなど幅広い分野で模範となる優れた取り組みを推進し成果を挙げている企業に授与される「愛知県ファミリー・フレンドリー企業賞」を受賞いたしました。
「令和4年度愛知県ファミリー・フレンドリー企業表彰」受賞企業の決定について – 愛知県 (pref.aichi.jp)
- 女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画を策定し、社員が安心して仕事に取り組め、その能力を十分に発揮できる職場環境の整備に取り組んでいます。
- 外国人社員の採用や新入社員向けLGBT勉強会をはじめとする社員教育などに取り組み、ダイバーシティマネジメントを推進しています。